晴れたらいいね

no photo no life

蜜蜂と遠雷

図書館に予約してから半年、ようやく「蜜蜂と遠雷」(恩田陸)を借りることが出来た。

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次の予約が多数入っているのでのんびり読んでいるわけにはいかない。ギリギリ読み切ったけど、途中端折ったところもありました。
この長編(上下2段組、507p)を期限の2週間で読み切るのはさすがに大変だった。

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  1. 2017/08/24(木) 14:40:16|
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芥川龍之介と貯金箱

先日厚木市内のトイザらスに孫の誕生日のお祝いを買いに行ったとき、不覚にも熱中症(たぶん)にかかってしまった。程度は軽いけど、なんか気持ち悪いし頭痛、くらくらして店内で座り込んじゃいそうになった。幸い涼しい店内でじっとしてたら30分ぐらいによくなりました。

それから自重して家に籠って酷暑が過ぎ去るのを待っていたんだけど当分ダメだね。おまけに昨日の暴風雨は窓から眺めていて恐ろしくなった。

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家にいる間先日借りて来た芥川龍之介の本を読んでました。芥川は子供の時に教科書で読んだぐらいですが、突然読みたくなった、ひらめきです。自分の現在の読書趣味とはずいぶんとかけ離れているけど、たまにはこういうのもいい。

「羅生門」、「鼻」「芋粥」から読み始めました。主に「今昔物語」など古典にそのモチーフを求め、今につながる普遍的な「人間性」というものを描きたかったと思います。当時の時代考証的な面倒くささはあるけど、ある意味で新鮮さを感じました。ただ大正の時代と平成の現代では人間社会の複雑さの度合いが随分変わってしまった。

たくさんの作品は一挙に読めないけどすこしずつ。「トロッコ」の少年の切ない気持ちが分かる分かる。「杜子春」の最後の決断の場面に母を出してくるのか、といういささかおセンチな甘さがありますが、読み手の子供には深い感動を与えるかもしれません。「蜘蛛の糸」に出てくる「犍陀多(カンダタ)」の名前を文字として見た時ものすごく懐かしかった。カ・ン・ダ・タ、そうだ確かこの響きだ。ざっと作品群を眺めてみると、王朝ものから子供向けまでと幅広いことに改めて驚きました。

ところで年2回の芥川賞はせいぜい1回でよくない。受賞者の名前が覚えきれないし、その後皆さん活躍しているのかしら。いつの間にか消えていってしまう作家もいるような・・・。

話は変わって、
この4月から500円玉貯金をはじめました。なんとなく始めたもので、貯まったら何に使うか決めてない。最初のうちはせっせと貯金箱に放り込んだけど、最近ちょっと減ってしまった。安い買い物の時にわざわざ千円札を出して確実に500円玉をおつりでもらっていたんだけどね。ところがご多分に漏れず、自分もPASMOやカードで支払うことが多いので現金があんまり動かない。日常の食料品の買い出しもカミさんまかせ。最初に比べてピッチが随分と落ちた。やはり貯金はためる気がないと貯まんない。無駄遣いはしないけど、500円玉が手に入る工夫をもっとしなくちゃあ。

こちらに参考になる記事がのってます。 → こちら

辛抱強く続けていれば・・何年後にガバッと貯まってます(ニッコリ)。
  1. 2017/07/19(水) 09:04:39|
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あの松本秀夫さんが書いた「熱闘!介護実況」

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(2016.8.1 バジリコ出版)

読書好きの自分が生涯で読んだ本の数は万とはいかないまでも何千冊(ちょっとオーバーかな)かも知れない。感動した本は数知れないけど、読みながら涙を流したのはこの松本秀夫さんが書いた「熱闘!介護実況」が初めてかもしれない。涙もろくなったのは年のせいかもしれないけど、とても感動しました。

ところで皆さんは松本秀夫さんという方をご存知ですか。ニッポン放送のスポーツアナウンサーです。業界では超有名な方です。プロ野球の実況放送ではその歯切れの良さ、解説者の江本孟紀さんとの絶妙なやりとり、おっちょこちょいで憎めない性格がそのまんま出て聴いていてものすごく楽しいです。長年の経験に裏打ちされた確かな分析は大したもんです。

昔から知っているそんな松本さん(マッちゃん、あるいはニックネームのヤギと呼ばれてます)が書いた本だから興味を持って読んだんですが、驚きました。いつも馬鹿言っているあのマッちゃんからは想像できない長い長い(発病から10数年)実母の看護の苦闘の日々があったとは。そして想像以上の文書力に脱帽です。

すべての始まりは胆石から。母に異変が起こり、次々と変調をきたしその都度目まぐるしく病院の変更を余儀なくされる。最初はそれでも穏やかに看病が出来たのに、不規則な仕事柄思うに行かず、さらに夫婦間のストレスがたまり、酒におぼれ、最後はつい母親に手を出してしまう。母親が直面した松本家の内情も赤裸々に語られています。

そして長い介護も最後を迎えることになりました。松本さんは終始自分を責めてましたが、そんなことはないですよ、出来る限りのことはやった、いやほんとよくやったと思います。

この本を読んで後悔の念に駆られているのはむしろ自分の方ですね。祖母、両親の面倒は田舎の兄貴にすべてお任せでした。遠く離れて暮らしていることもあり、長男だから当然面倒を見てよと暗黙の了解があったことは確かです。両親の通院、認知症の気のあった祖母の世話と兄貴も大変だったなあとこの本を読んで改めて感じました。自分も出来ることはやったつもりですが、今となっては気が引けます。愚痴や恨みつらみを一言も言わなかった兄貴に感謝で一生頭が上がりません。

「事実は小説より奇なり」という言葉を最近某理事長がおっしゃいましたが、その通りですね。次から次へと押し寄せる困難に立ち向かい、早く元気になってと最愛の母親に寄せる愛情、兄弟力を合わせる姿をスポーツアナらしくテンポよく、むつかしい言葉をこねくり回さず、平易な言葉で語っています。これまた最近読んだ某芥川賞作家のやたら言葉を連ねてうんざりする長ったらしい文章とは大違いです。

あのマッちゃんが書いて無ければこのような介護の本は読まなかったと思います。終始マッちゃんの顔がちらつきながら読みました。こうしている間にも世の中では日々介護に毎日大変な思いをされている方が多いはずです。そのご苦労の一端を見させてもらいました。

ところでこの松本さんも3月31日をもってニッポン放送を退社し、フリーのアナウンサーになります。引き続きニッポン放送でプロ野球実況放送をやるようです。頑張って下さい、いやあますますマッちゃんのことが好きになっちゃいました。




  1. 2017/03/31(金) 13:58:14|
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又吉直樹 『劇場』

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又吉君は、おっと今は又吉先生ですか、変な奴だけどいい奴だなあと思ってました。彼の『火花』が雑誌に載った時読んだけど、あまり面白くなかった。途中で読むのをやめちゃった。そしたらあれよあれよという間に何百万と売れてしまった。つくづく自分にはセンス、感受性がないなあ思ったもんです。芸人という先入観があったのも否めないなあ。でもねえ、本は所詮個人の好みだからいくら売れたからと言って自分に合わないものは合わないと思ってます。ただ最近文庫本が出たんで読み返してもいいかな、とは思ってはいるんだけどね。

彼の第2作が注目されていて、NHKも生みの苦しみなんか盛り込んだ特番まで作っちゃって、期待が膨らむ一方でした。そして雑誌「新潮」の4月号に『劇場』が掲載されました。前回『火花』をけなしたこともあって、今回は素直な応援の気持でさっき書店で買ってきました。2軒書店を回りましたが、1冊しか残ってなかった。増刷の話を聞いていたんですが、早くも売り切れかな。

「まぶたは薄い皮膚でしかはずなのに、・・・・・・」

冒頭の文章です。相変わらず凝ってるね。作家というのはどうして簡単なことをああだこうだと粉飾したがるんでしょうね。松本清張の簡潔な文章に慣れているものにとって、まどっろこしい表現がなんともじれったい(笑)。純文学らしい香りがぷんぷん匂ってくる。

というわけで読み始めたばっかりでまだ感想はなし。前回は半信半疑で読み始めたけど、今回は落ち着いて、一語一語かみしめながら、行きつ戻りつ読んでます。
  1. 2017/03/07(火) 14:23:36|
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灘本唯人さん

ホンアツのY堂では、ちらっと「今一番売れている本」のコーナーを眺め、いつも直行するのは美術関係の雑誌のコーナーです。

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おや、こんなMOOKを見つけちゃった。

「灘本唯人 にんげんもよう 」(玄光社MOOK 2016/8/23) です。う~ん知らないなあ、ナダモトさんて誰?

パラパラとめくってびっくり、あれっこのイラスト見たことあるぞ。独特の女性のイアラストは昔いろんな場面で目にしている。これを描いたのが灘本唯人(なだもとただひと)さんだったのか、全く知らなかった。1993年に紫綬褒章を受章している超有名人だった。惜しくも今年の7月に亡くなられています、90歳でした。

灘本さんのお人柄がイラストに反映していて、何かほっこりした気分にさせられます。う~んこの本欲しくなっちゃった・・・けど安くはないんだよね。ちょっと考えよう、すごすご。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうだ図書館にあるかもしれない。

検索 → あった → 予約 → 受け取り


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(灘本唯人・人間模様 講談社 S57.3.20)


さすがだねえ、ホンアツの図書館は何でも揃っている。ただこの本少し古いんだよね。でも主要作品はMOOK版と変わらない。


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広告ポスターから書籍の装画、小説の挿絵、雑誌のイラストレーションなど、活躍した範囲は広い。女性のデフォルメしたイラストが特徴ですね。1970代~1980代の作品です。今となっては個人的には古さを感じちゃいますが、とっても興味深い作品の数々です。写真には載せてないですが、線画のセンスも抜群です。のんびり眺めさせてもらいます。これを見ればもう買わなくてもいいのかな(笑)。

美術の秋、来週にでも美術展に行こうかな。一応前売り券は持ってます。

OM-D E-M5、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8
  1. 2016/10/23(日) 14:07:52|
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