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「もう一度読みたい松本清張」

今日の朝日新聞の朝刊の「beランキング」に取り上げられていたのは『もう一度読みたい松本清張』だった。個人的には大好きな松本清張だけにとっても興味深く読みました。

上位20位まで列挙されてましたが、「点と線」「砂の器」「ゼロの焦点」がベスト3でした。以下お馴染みの作品が選ばれていて妥当なところですね。20位までに入った作品は時代物の2作品を除き手元にあります。ただ相当昔に買ったので黄色に変色してるし、文字も小さいので読みづらく、現在では図書館から借りて読み直しているのが現状です。ここには入ってませんが、個人的には「草の印刻」も忘れられない作品で、長編ですが3回くらい読み直しています。

ところで引き続き「昭和史発掘」は読んでますが、

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現在は平行してこの「神々の乱心」も読んでいます。松本清張の未完で絶筆となった作品です。たまたま今朝の記事の中にこの作品が取り上げられてました。昭和のはじめ、新興宗教団体の教祖が皇室を乗っ取ろうとする物語です。『昭和史の謎を天皇の側からではなく皇后や女官の側から描こうとした。歴史学者にはなかった斬新な視点』と放送大学教授原武史氏の言葉を紹介している。読み始めたばっかりだけど、暗くて不気味な展開です。

何度も読み返しても面白い、飽きない、それに読みやすい、こんな作品を書き上げた小説家は他には司馬遼太郎ぐらいしか頭に浮かばない。

(有名人、著名人が亡くなられた時にはそれなりの驚きとお悔やみの気持ちになるのですが、西城秀樹さんの突然の死には涙が出た。こんなことは初めてだ。思いはいっぱいあるけど、ただただお疲れ様、安らかにとお悔やみを申し上げる次第です)
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  1. 2018/05/19(土) 05:22:05|
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『昭和史発掘』~松本清張

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GWの後天候に恵まれず、家でぐだぐだしております。

お陰で読書三昧の日々が続いていて、松本清張の「昭和史発掘」を読んでいます。正確には読み直しです。昭和40年から出版された文芸春秋社の単行本を何冊かもっていたんですが、どこかにいってしまった。誤って捨ててしまったのか??仕方がないので図書館から借りてきました。

ところでこの「昭和史発掘」は1964年7月6日号から1971年4月12日号まで文藝春秋の週刊誌「週刊文春」に連載されたノンフィクション作品です。今を時めく「週刊文春」だったことに思わずにやりです。

何と言ってもハイライトは2.26事件関連の(6)(7)ですね。清張は膨大な資料を読み解き、読み物に組み立て、事件を追っています。清張は同時期に平行して推理小説を書いているわけですから、その人間業とは思えない労力にただただ驚くばかりです。最初に断わっておきますが、これを読むには相当忍耐強さが必要です。なんせ当時の資料はカタカナ書きなんで読むのにひと苦労。正直所々は飛ばしてます。

青年将校の深く国家を憂う気持ちとは別に緻密さに欠けた計画、蜂起すればそれに呼応してあちこちで決起するはず、軍の上層部も理解をしてくれるはず、という甘い見通し。重大事にあたっての軍の上層部、大将クラスのあたふたぶりも滑稽だ。「マレーの虎」と言われた山下奉文の行動をバッサリ。’山下奉文は青年将校に阿っていた小心な男だった。あの巨軀や風貌などに世間はごまかされている・・中略・・・出世主義の機会主義者(オポチュニスト)である(本文)’襲撃に合った軍人、重臣たちの現場の描写は迫力があり、悲惨なものだ。いち家庭人として家族や周囲を思いやり凶弾に倒れた。

さてこの叛乱軍の結末は・・・。当然のことながら結果は知っているんだけど、さらにじっくり、忍耐強く(笑)読み進みます。

明日は久しぶりに撮影に行けるのかなあ。
  1. 2018/05/10(木) 08:18:46|
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「名画の謎」と「怖い絵」

文藝春秋3月号に載っていたホッパーの「ナイトホークス」の解説がご縁で中野京子さんの著作を一気に集めました。もちろんすべて図書館から借りました。

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「怖い絵」と「名画の謎」のシリーズ数冊が手元にあります。思い出してみれば「怖い絵」の表紙の絵は確かに見た記憶がある。あやしげな女性の横目遣いが忘れられない。2007年7月に世に出た時けっこう評判になったと思う。当時はまったく興味がなくて触りもしなかった。

「名画の謎」(陰謀の歴史編)から読み始めたけど、中野さんの文章のうまさには感心させられた。ともかく豊富な知識で持論を展開し、ぐいぐいと引きずり込まれました。

「名画の謎」の表紙の絵は「ロンドン塔の王子たち」(ポール・ドラローシュ1830年)です。叔父リチャード3世によってロンドン塔に幽閉されたエドワード5世と弟のリチャードのいたいけな王子たちです。まず本文はこの二人に関係した話から始まる。この二人のその後の消息は今もって分かっていません。叔父のチャード3世によって暗殺されたという話が伝わっている。最初から涙を誘うような話に全編を一気に読んでしまいました。

その他名画と言ってもほとんど知らない絵ばかりです。かと言って興味をそがれることはないです。絵が描かれた当時の時代背景がとても興味深く書かれています。絵画と歴史に興味がある自分のような人間にとって一石二鳥の内容となっています。特に西洋社会を支配してきた宗教の怖さがひしひしと感じられます。

次の「怖い絵」も少し読みました。正直見た目はそれほど怖い絵とは感じません。見た目の怖さより作者の心の内とか時代背景に怖さがあるかもしれません。

全部で6冊を借りてしまったんで一生懸命読みます。今まで数々の有名絵画といわれるものをこぞって見てきましたが、ここで取り上げられている絵画はほとんど初めて見るものばかり。ありきたりの名画だけを見て知ったかぶりをしないのがいいね。

  1. 2018/02/21(水) 06:17:00|
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蜜蜂と遠雷

図書館に予約してから半年、ようやく「蜜蜂と遠雷」(恩田陸)を借りることが出来た。

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次の予約が多数入っているのでのんびり読んでいるわけにはいかない。ギリギリ読み切ったけど、途中端折ったところもありました。
この長編(上下2段組、507p)を期限の2週間で読み切るのはさすがに大変だった。

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  1. 2017/08/24(木) 14:40:16|
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芥川龍之介と貯金箱

先日厚木市内のトイザらスに孫の誕生日のお祝いを買いに行ったとき、不覚にも熱中症(たぶん)にかかってしまった。程度は軽いけど、なんか気持ち悪いし頭痛、くらくらして店内で座り込んじゃいそうになった。幸い涼しい店内でじっとしてたら30分ぐらいによくなりました。

それから自重して家に籠って酷暑が過ぎ去るのを待っていたんだけど当分ダメだね。おまけに昨日の暴風雨は窓から眺めていて恐ろしくなった。

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家にいる間先日借りて来た芥川龍之介の本を読んでました。芥川は子供の時に教科書で読んだぐらいですが、突然読みたくなった、ひらめきです。自分の現在の読書趣味とはずいぶんとかけ離れているけど、たまにはこういうのもいい。

「羅生門」、「鼻」「芋粥」から読み始めました。主に「今昔物語」など古典にそのモチーフを求め、今につながる普遍的な「人間性」というものを描きたかったと思います。当時の時代考証的な面倒くささはあるけど、ある意味で新鮮さを感じました。ただ大正の時代と平成の現代では人間社会の複雑さの度合いが随分変わってしまった。

たくさんの作品は一挙に読めないけどすこしずつ。「トロッコ」の少年の切ない気持ちが分かる分かる。「杜子春」の最後の決断の場面に母を出してくるのか、といういささかおセンチな甘さがありますが、読み手の子供には深い感動を与えるかもしれません。「蜘蛛の糸」に出てくる「犍陀多(カンダタ)」の名前を文字として見た時ものすごく懐かしかった。カ・ン・ダ・タ、そうだ確かこの響きだ。ざっと作品群を眺めてみると、王朝ものから子供向けまでと幅広いことに改めて驚きました。

ところで年2回の芥川賞はせいぜい1回でよくない。受賞者の名前が覚えきれないし、その後皆さん活躍しているのかしら。いつの間にか消えていってしまう作家もいるような・・・。

話は変わって、
この4月から500円玉貯金をはじめました。なんとなく始めたもので、貯まったら何に使うか決めてない。最初のうちはせっせと貯金箱に放り込んだけど、最近ちょっと減ってしまった。安い買い物の時にわざわざ千円札を出して確実に500円玉をおつりでもらっていたんだけどね。ところがご多分に漏れず、自分もPASMOやカードで支払うことが多いので現金があんまり動かない。日常の食料品の買い出しもカミさんまかせ。最初に比べてピッチが随分と落ちた。やはり貯金はためる気がないと貯まんない。無駄遣いはしないけど、500円玉が手に入る工夫をもっとしなくちゃあ。

こちらに参考になる記事がのってます。 → こちら

辛抱強く続けていれば・・何年後にガバッと貯まってます(ニッコリ)。
  1. 2017/07/19(水) 09:04:39|
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