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旧東海道品川宿を歩く(2)

 品川宿を北と南に分けている目黒川を渡ります。江戸時代は境橋と呼ばれ、北品川宿と南品川宿をつなぐ重要な橋だった。橋の上には東屋があり、この前来た時はおじさんが昼間から缶ビール飲んでご機嫌だった。

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目黒川沿いにちょっと行ったところに荏原神社があります。


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和銅2年(709)に創建されました。6月の天王祭では天王洲沖で神面をつけた神輿が海に入る「御神面海中渡御」が行われる。参加者をかっぱになぞらえ「かっぱ祭」と呼ばれる。


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奥の方には京急の新馬場駅のホームが見える。そして目黒川にかかる朱色の鎮守橋を渡り東海道に戻ります。今まで歩いて来た商店街に比べて静かだ。


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顔なじみの金物屋のおじさんにご挨拶。


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「品川宿交流館本宿お休み処」でひと休み。


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売店があり菓子類や観光地図を売っていた。長椅子がいくつかあるので座って水分補給が出来、ついでにトイレもあり。


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明治27年創業の「富田屋工業所」は水道工事屋さんだ。建物は大正7年に出来た。このお宅も今回見たかった古い建物のひとつです。


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続いて「松岡畳店」。安永8年(1779年)創業です。ここもまだ古い家屋が残っていてホッとした。覗いたけど仕事はやってなかった。今回北品川から青物横丁まで歩いたんだけど、工事ばっかりやっていた。ほとんどが古い家屋、ビルの立て直しです。このような数少ない古いお宅がいつまでも残って欲しいんですが、分からないですね。


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そして、ジュネーヴ平和通りの交差点に到着。品川寺の梵鐘を通じて品川区と友好都市提携を結んだスイスのジュネーヴ市とのご縁でこの通りが名付けられたそうです。(幕末に海外流出して行方不明になった梵鐘が、大正時代にジュネーブの美術館で発見。由来を知ったスイスから返還された)交差点に建つえんどう豆の街灯が目立つ。


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こじんまりとした看板建築の食べ物屋さんを少し行けば京急の「青物横丁」だ。

信号を渡りさらに進みます。


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一見なんでもない魚屋さんに見えるんだけど、覗いて見ると店内はお勘定待ちのお客さんでいっぱいだった。店先には本日の目玉!長崎産真あじ1尾120円。

そして今日の最終地点「品川寺」(ほんせんじ)に到着。といって今日歩いた距離はほんのわずかだけどね。


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弘法大師空海を開山として、大同年間(806~810)に創建された。江戸六地蔵の第一番である地蔵菩薩像が入口にどーんと安置されている。


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この本堂はちょっと変わった形をしてます。境内に先ほど触れた鐘がありました。

この先旧東海道は続いてますが、これでおしまい。
(撮影日2017.11.2)

E-M5 Mark II、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8
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  1. 2017/11/05(日) 05:40:49|
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旧東海道品川宿を歩く(1)

八ツ山橋から旧東海道品川宿へ。

品川宿は東海道第一の宿として江戸の昔から栄えた街です。初めてここに来たのが2013年で今回で2度目です。前回の感想はちょっと期待外れでした。史跡や史実を説明した案内板や石碑はあちこちにあるんですが、当時のものは数少ない。街道といえば旅籠なんかをすぐイメージするんですが、そのような古い名残的なものは見当たらなかった。

そんな事なんで、今回は今の時代の商店街の街並みを楽しむということにしてぼちぼちと歩き始めました。

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品川浦の船溜まりにやって来ました。大正14年9月竣工の北品川橋からの眺めです。豊かな漁港だった面影はないですが、釣船や屋形船がたくさん係留されてます。


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ぐるっと回ってこちらから釣船を正面から見ます。この辺りの民家も昭和の面影を残す雰囲気があります。


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交差点の角には大きな看板建築が目立ちます。「居残り連」というイタリアンのお店です。老舗うなぎ店だった休眠店舗を 特定非営利法人(NPO)の「東海道品川宿」による再開発の飲食店だそうです。

坂を上って旧東海道の「北品川本通り商店街」にやって来ました。今日はここから京急の青物横丁辺りまで歩きます。


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品川浦の屋台船に船盛を提供している「魚武」。これぞ魚屋さんらしい店先と、前掛け、長靴のおかみさんの出で立ちがいい。


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天井からざるが下がる昔ながらの「八百福青果店」。売上金を入れたり、釣銭を出したりと今でも使っているのかな。


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看板建築の金物屋さん、ここは必見でしょう。銅板貼りのパラペットと軒飾り、窓枠や嵌め込まれたひし形のガラスがオリジナルのようです。銅製の雨樋もちゃんと残っている。


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商店街の眺めです。地元の台場小学校60周年おめでとう大売り出し(平成29年11月13日~11月18日)のフラッグが飾られている。


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明治23年創業の呉服屋「尾張屋」。


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通りの周辺には、大横丁、台場横丁、黒門横丁、虚空蔵横丁などいくつかの路地があります。時間があればこれらの横丁をつぶさに歩いてみるのもいいでしょう、何か面白いものを発見できるかも知れません。

そのひとつ虚空蔵横丁を入っていきます。養願寺の境内を通り、正徳寺のレンガ塀に沿って細い路地を中へ中へと進んでいきます。


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北品川公園や封印されてしまった古い井戸を見たり、於春稲荷の赤い幟を眺めます。ここから京急の写真を撮ろうと待ち構えていたら、おばあさんが「ここのお祭りは明日ですよ」と親切に教えてくれました。自分が於春稲荷にわざわざ来たと勘違いされたようです。


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迷路のような細い路地を適当に歩けばこんな古い家屋が残っている場所に出ました。さらに裏通りをぐるぐる回ってみたいんですが、ご近所の方に怪しまれそうで気が引けます。


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慶応元年(1865年)創業の履物屋の「丸屋」。数年前まで右隣にこれまた古い木造のお宅があったんですが、建て替えられてました。


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今ではあまり見かけない珍しい履物が所狭しと並べられています。

その当時、江戸へ入る旅人は品川宿で休憩を取り、身支度を調えて江戸入りしました。傷んだ履き物を品川の宿で新調して江戸入りしたので品川には履き物店が多かったという話もあります。このお店が一番時代を感じさせてくれました。


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北馬場通りの入り口の真向かいの山手通りにあった青果店。


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北馬場参道通り商店街は短いけれど見所満載です。一番奥の木々が見えるところは品川神社です。


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古い民家をリノベーションしたレンタルスペース。明治時代に建築された店舗兼住居で、戦前は酒屋さん、戦後はもつ煮込みが名物の居酒屋さんでした。狭いように見えますが、奥行きがけっこうあります。


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和気あいあいとご商売をされている和菓子屋さん。


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銅板の緑青が美しい看板建築の「トモ薬局」。この建物がもう一度見たかった。


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忙しそうに働いているので声をかけづらく、遠くからパチリした畳屋さん。


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さっきの薬局の他にここにも三軒長屋風の看板建築があったんだ、忘れていた。

第一京浜を渡り、

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品川神社の急階段を上れば京急が見えます。階段の途中から左に入っていくと冨士塚があり、そこからの眺めがさらにいいようです。


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家内安全、孫たちの無事成長をお祈りしました。

品川神社御由緒
今からおよそ800年程前の平安時代末期の文治3年(1187)に、源頼朝公が阿房国の洲崎明神(現・千葉県館山市鎮座 洲崎神社)の天比理乃咩命を当地にお迎えして海上交通安全と祈願成就を祈られたのを創始とします。


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拝殿の横には阿那稲荷神社へと続く赤鳥居があります。 上社と下社があり、下まで赤鳥居が並んでいるのは圧巻です。

続きます。(撮影日2017.11.2)

E-M5 Mark II、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8
  1. 2017/11/04(土) 09:22:24|
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浜離宮恩賜庭園を散策

銀座の裏通りを歩き、大手門橋を渡って大手門口から「浜離宮恩賜庭園」に入ります。入口はこの他に大江戸線「汐留」に近い中の御門口もあります。4人ともここに来るのは初めてです。

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入口でパンフレットをもらうことを忘れてしまってけど適当に散策を開始。浜離宮といえば大きな池とお花畑ぐらいしか思い浮かばないけどどっちにあるのかな。


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高層マンションやオフィスビルが目の前に迫っているのにはちょっと驚いた。東京の庭園をいくつか見て来たけど、こういう景色はあまり記憶にない。


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脇道を見つけて入っていくと売店「濱見世」があり、団子や大福が売られてます。そしてちょっとした小物のお土産品も並べられてました。


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そして隣には休憩所の建物があり、皆さん思い思いにくつろいでいらっしゃいました。


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真夏には暑さを避けてひと休み出来る風通しのいい場所ですね。

ちょっと遠回りをしたんですが探していた大きな池を発見。そうだ写真でよく見てたのはこの眺めだ。


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「塩入の池」です。

都内にある江戸の庭園では唯一現存する海水の池です。東京湾の水位の上下に従って水門を開閉し、池の水の出入りを調節しています。池にはボラをはじめ、セイゴ、ハゼ、ウナギなどの海 水魚が棲んでいます。

池の中島に浮かぶのは「中島の御茶屋」です。こうしてみると和風の建物や樹木と周囲のビル群の対比がとってもフォトジェニックで新鮮です。日本人でもこんな感覚になるくらいですから、外国人ならいっそう興味をそそられることでしょうね。


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老夫婦のお二人が静かに休んでおられました。ここでは抹茶セットがあり、甘いお茶菓子がいただけます。誘われたけど抹茶は苦手なんで遠慮しときます。無性にコーヒーが飲みたくなった。


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塩入の岸から小の宇島と中島を結ぶこの橋は「お伝え橋」と呼ばれ、総檜造りです。


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庭園の端の海沿いにはベンチが並んでいて外国のご夫婦がのんびりと海風にあたっていた。遠い異国の地で何を思って海を眺めているのでしょうか。


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目の前を水上バスが通り、この先の狭い水門を一回の切り返しで難なく通過して行ったのにはみんな驚いた。すげえ運転技術だ。庭園には水上バスの発着場があり浅草、両国、お台場海浜公園そして葛西臨海公園方面に行けます。


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これが海水を取り入れる水門です。この後ろにもうひとつ水門があります。


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水上バス発着所横の土手の草むらと青空がものすごく色鮮やかだったので思わずパチリ。


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発着所から水上バスがまた出発していきます。思ったよりその発着回数が多いのに驚く。

お花畑にコスモスの群生地があったけどとっくにピークを過ぎていた、残念。


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そして出入り口に戻って来ました。後になってよくよく庭園マップを眺めてみると見そこなったところがけっこうあった。それに想像以上の広さにみんな驚きました。機会があればお花畑のきれいな時期にまた訪ねてみたいです。その時はレンズはもっと長いものが必要だね。

新橋駅で解散。奇跡的に好天気に恵まれ、おいしいものを食べ、庭園も散策出来てみんな大満足です。又来年お会いしましょう。
(撮影日2017.10.18)

OM-D E-M5、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
  1. 2017/10/20(金) 05:10:59|
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銀座でお寿司

年に1回会って食事をする昔のお仲間4人が今年は東京駅に集まりました。

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以前からこの日(18日)に決めてたんですが、ここんとこの天候不順の折、奇跡的に晴れました。皆さんの日頃の行いがいいですね。でも朝のこの時間は日陰では北風も強く寒かった。


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丸の内仲通りを通り、


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足早に勤め先に向かう人たちを横目に見ながら日比谷公園へ。

日比谷公園内をちょっと散策し、やって来たのがこのお寿司屋さん


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人気のお寿司屋さんです。

早めに並んだんで座れたんですが、


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後ろはずら~と並んでいて、開店の11時には行列はさらにさらに延びてました。でもお店のキャパはあるので同時にたくさんの方が入店できそうです。外国の観光客もよく知ってますね、早い時間に来て同じように並びます。おしゃべりをして時間をつぶしたんですが、現役の時に仕事に厳しかった皆さんが世間話に終始。前にも言ったけど、現役を離れるとおじさんのおばちゃん化が進むんですね(笑)。


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あいそがよくて感じのいい係りの女性に注文し、わくわくしながら待ちます。板さん6人がせっせと握ってますね。

そしてさほど待たなくて、


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うわ~すごい!味わう前に見た目で圧倒されちゃいます。
(写真撮影可)


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ランチメニューの「紅葉(もみじ)」です。

≪大トロ・鯛塩酢橘・中トロ・大赤エビ・玉子つまみ・ウニ・いくら・炙りサンマ・トロサーモンガーリックスライス芽葱のせ・牡蛎ポン酢ジュレ・穴子エリンギバター醤油・季節の小鉢・小蒸し・お椀・季節のデザート≫

大きなネタ、食べ応え十分で今まで味わったことのないうまさに言葉が出ない。世の中にこんなにおいしいお寿司があったんだ。最後はお腹いっぱいになったんですが、何とか完食しました。機会があればまた来ようと思いますが、いつのことかな(笑)。遅くとも10時半までに並ぶことをお勧めします。


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中央通りを横切り、


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黒川紀章さんが設計された「中銀カプセルタワービル」を見上げます。存在は知ってましたが、ここにあったんだ。1972年に竣工で老朽化が進んでいます。

そして「浜離宮恩賜公園」に入りました。続きます。
(撮影日2017.10.18)

OM-D E-M5、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
  1. 2017/10/19(木) 05:56:43|
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観光客であふれる銀座

有楽町にやって来ました。丸の内仲通りとたいして離れてないんだけど、雰囲気がガラッと変わります。

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お馴染みのフルーツ屋さんと新幹線をパチリ。ちょうど目の前に女性がはいちゃったけど撮り直しも面倒なんでこのまんま。


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2014年に近くで火災があり、これを機に再開発が進むと思われましたが、どっこいまだまだ健在で商売を続けてます。入れ替わり立ち代わりお客さんがやって来て相変わらず繁盛してるようです。


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ガードをくぐって、


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ぐるっと回ってここにやって来た。事前に話を聞いていたけどこの行列には驚く。1時間待ち、2時間待ち!近々お仲間とここで食事をする予定なんで下見に来たんだけど、こりゃあ大変だ。

銀座中央通りにやって来ました。


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ちょくちょく銀座には来ているんだけど、GINZA SIXをじっくり眺めたことがなかった。


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巨大でセンスのいい外観に圧倒される。しかしこの混みようは何なんだ。中国から国慶節関連の休暇で大挙して押し寄せている。観光バスが着くたびにどっと観光客が降りて来る。自分が外国に来てると錯覚しそうになる。


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なんか中に入るのは相当勇気がいりそうでやめときます。


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あまりの人混みに酔っちゃいそうで引きあげます。


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いつも見慣れている田園風景と違って日本一のショッピングエリアに来ると気を使って疲れる。銀座で写真を撮るのも根性がいる。東京駅まで歩き帰りました。
(撮影日2017.10.5)

OM-D E-M5、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8
  1. 2017/10/08(日) 05:25:01|
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