昨日からの続きです。
そんなわけで灼熱の電車に乗り込み、お隣の犬吠駅にあっという間に到着。ホッと。

(犬吠駅ホーム)
先ほどの古風な外川駅とはがらっと変わってなにやら洋風のホームじゃあないですか。

(犬吠駅、左側の壁の向こう側がホームです)
駅前広場に出てなお驚かされます。
平成2年にポルトガル風新駅舎として出来たそうです。ちょうど工事中で素晴らしい前景が半分しか見られなかったのが残念でした。
駅舎内はクーラーが効いていて生きた心地がしました。汗が引くまでしばしここで休息です。

お姉さんに声をかけて1枚パチリ。
「弧廻手形」の特典として、「ぬれ煎餅」一枚をゲット。この場所でお姉さん達が焼いてくれたお煎餅はおいしかったですね。お土産に一袋ご購入。このぬれ煎餅が経営危機の銚子電鉄の再建に一役かったという話がありますね。

ここにはぬれ煎餅や銚子名物の品々、銚電オリジナルグッズが売られています。
あまりの暑さに迷ったけど犬吠埼灯台へ。急いで歩いて10分ちょっとかな。

犬吠埼マリンパークを横目にみて、ようやく白亜の犬吠埼灯台が見えてきた。高さ31.57m。レンガ造りの灯台としては日本一の高さを誇る。周囲には食堂などのお店が並んでいる。

と言って眺めるだけで上らなかったけどね。

崖下に下りると遊歩道があり、太平洋の荒波を間近に体験できます。暑さを少しは和らげてくれる太平洋から吹きつける強風に煽られながら、しばし水平線に目を向けてました。
犬吠駅に戻り、次は観音駅へ。
※本銚子駅(もとちょうし)を跨ぐように架かる清愛橋は、銚子電鉄の電車の撮影名所として、多くの鉄道ファンに知られている。ここで写真を撮ろうとしたけど、叶わなかった。電車の中には銚子市から派遣された観光アテンダントのかわいいお嬢さんが乗り込んでいて、各種パンフレットを配ったり、観光案内を親切にされてました。(一日乗車券を売っていたか不明)
この駅もまたおしゃれな外観ですね。駅舎はスイスの登山鉄道を模している。

ここでの目的は銚子電鉄直営の名物たい焼きを食べることです。

駅構内でお姉さん達が焼いてます。型からはみ出る生地の多さと、たっぷり入った餡がとてもおいしいボリューム満点のたい焼きです。餡とクリームの2種類でたったの90円。お値打ちです。これ目当てで遠方からいらっしゃる常連さんもいるようです。
電車待ちの時、ちょうど居合わせた老夫婦の方とお話をしました。横浜からいらっしゃったそうで、なんと自分と同じく「青春18きっぷ」でした。余った分はお孫さんにあげちゃうそうです。
途中下車の最後は仲ノ町駅です。ここでは車両置き場の見学をします。

(入場券表)

(入場券裏)
駅員さんに申し出て入場券を買います。裏側のデザインが3種類あり、好きなのを選んで買うことが出来ます。
車両置き場と言っても足の踏み場もないくらいガシャガシャしてますが。

目玉はこれでしょう。1984年まで活躍した日本一小さな電気機関車「デキ3形」。大正11年ドイツ製です。整備をしているのでまだ動きます。

そしてこれは元銀座線の車両。オリジナルのオレンジ色に復刻しようと塗装の最中です。近いうちに復活するのでしょうか。
現在銚子電鉄では元京王電鉄の車両で、愛媛県の伊予電鉄から2009年に譲渡されたものとか、東京メトロから来た車両もあります。

(仲ノ町駅)
各種電車の揃い踏み。
これで銚子電鉄沿線見学は終わりで銚子駅に戻ります。このあと銚子の街並みや銚子漁港など見たいと思っていたんですが、あまりの暑さに気力が衰え(暑さのせいばっかりにして恥ずかしいんですが)、成田線で次の訪問地佐原に向かいました。
続きます。
※銚子電鉄に関しては現地での各種パンフレット、ガイドブック等を参考にしました。EOS5DMarkⅡ、EF24-105mmF4L
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