晴れたらいいね

no photo no life

あ・うん

この天気で予定が二転三転。

川越祭り → 根津の下町まつり → 海老名の小田急鉄道展・・結局行かなかった。川越祭りはぜひ見たかったけど、この天気じゃあ気持ち的に盛り上がらなかった。

結局、TVで箱根駅伝予選会を見たあと一日中本を読んでいた。


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向田邦子の「あ・うん」。

太平洋戦争間近、普通のサラリーマンの水田仙吉と軍需景気で金持ちの中小企業社長門倉修造との友情のお話です。「あ・うん」とは二人の友情がまるで神社に並んだ狛犬阿(あ)、呍(うん)のように親密であったところからきています。

二人の固い友情関係を軸に親友の妻に対する密かな恋愛感情、それを見守る一人娘の恋愛、親友のハチャメチャな女性関係、迫りくる戦争の足音・・が絡み合いながら進行します。

この本は以前読んだことはあるけどほとんど忘れていた。読み直しだけど、ものすごく読みやすい。この感覚は他にはあの松本清張しか思い出せない。ともかく文章がうまい。読みづらい文章をコンデジの写真に例えるなら、向田さんの文章はデジイチだ。前者は切り絵のように扁平だけど、後者はほんわかした厚みがある。

読み終わって、どの時代でも人間のやっていることは同じだし、真実は変わんないだなあとつくづく思いました。果たして自分は友達をこんなに大事に出来るだろうか?ここんとこ読書の傾向はあの半沢の反動です(笑)。

GRDⅢ
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  1. 2013/10/19(土) 21:03:05|
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