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再びの東海道五十三次

先日ここでも紹介した「歌川広重/東海道五拾三次」(二玄社)の項でも書いたんだけど、掲載されているすべての作品にいえることなんですが、色味がくすんだ感じでコントラストも弱くどうしても好きになれなかった。消化不良の不満足状態だったところ図書館で新たに見つけた。

広重と歩こう東海道五十三次」(小学館)です。ちらっと見たら色鮮やかで細部までくっきりと表現されている。これだよ~こんなのが欲しかったんだ。ということで好きなものは手元に置いておきたいのでamazonで取り寄せました。

見比べてみると明らかに違いますね。「品川」を例にとってみます。


2014012301.jpg
(品川/日之出:二玄社)


2014012302.jpg
(品川/日之出:小学館)


明らかに後者の「品川」の方が色味が鮮やかですね。後者に比べたら前者は全然色がついてないように見えちゃいます。同じ作品でもこれだけの差があるんですね。

浮世絵版画では制作当初の初摺りは、絵師の意向なども大きく反映し、細かい部分に至るまで配慮が加えられます。この東海道五十三次」は人気がありかなりの数が制作されたようです。長い期間に何回もの摺りが行われていることから、工程の変化や省略がなされ、そのため多くの異なる摺りの作品が存在する結果となったようです。

小学館本は個々の作品の見栄えもいいし、作品の解説も分かりやすい。また各宿場の説明もあり「東海道よもやま話」も興味深い。またレイアウトも好ましい。同じものを二つも買ってしまったけどようやく納得しました。
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  1. 2014/01/23(木) 18:21:22|
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