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日本画展から谷根千

上野の東京都美術館で開催中の「世紀の日本画」展に行ってきました。


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大正3年に(1914)日本美術院が再興されてから100年になることを記念し、草創期から現在まで院展を彩った名品の数々によってその歴史を振りかえろうとするものです。


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狩野芳崖、横山大観、菱田春草、小林古径、前田青邨、安田靫彦、平山郁夫ら巨匠たちの名品がずらりです。

印象深かった作品をあげれば、

①菱田春草:四季山水(春草はわが故郷の出身)
➁安田靫彦:飛鳥の春の額田王
③小林古径:竹取物語
④平山郁夫:祇園精舎
⑤小倉遊亀:径

見慣れた平山さんの作品の前では何故かホッとしました。というのも大作がずらりと並んでいたんですが、いまひとつ心に響く、感動する、気に入った作品がなかった(個人の感想です)。心の奥深くにまで入り込んできたのは平山さんの「祇園精舎」だった。

先日の浮世絵展の大混雑と違ってゆったりと見ることが出来ました。だけど人気の浮世絵展をもう一度見てみたい。


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(このオブジェも出展作品です)

このあと近くの東京芸術大学で「第62回東京藝術大学卒業・修了作品展」が開催されていたんでこれも覗いてみました。意欲的な作品が見られましたが、この中から将来の巨匠が出現するかもしれない。展示品の中で「山脇紘資」(やまわきこうすけ)の巨大な作品の数々に圧倒されました。

この後谷根千をぶらり。雑誌に掲載されていた昔からの商店を探して、てくてく。


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高梨商店。家庭用品、雑貨屋で大正初期の建築。台東区谷中6-3-7。


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よみせ通りを歩き、谷中ぎんざと交わったところを少し行ったところにある「ヤマネ肉店」。文京区千駄木3-43-9.昭和11年築。3軒長屋のひとつ。ひときわ目立つ大きな看板と煙突…煙突じゃあなくて換気扇だそうです。コロッケパン180円が人気かな。


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さらに先にいったところに「瀬川洋服店」。文京区千駄木3-47-11.昭和25年築。この商売も近頃ではちょっと厳しいね。新調より直しの仕事の方が多いかも。


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延命地蔵尊がひょっこり安置されてました。毎年5月24日には多数の信者が押し寄せ、大祭が行われます。 また毎月24日の延命地蔵尊縁日には法要を行い、午後からは信者有志により露店も出店します。


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「初音小路」は知ってましたが、すずらん通りは初めてお目にかかります。よみせ通りからの写真です。いろんな飲み屋さんが連なってます。谷中ぎんざはチラッと見ただけでパス。


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根津に戻り、ここは「魚松」。正面は新しく見えるが横は木造建築が丸見えです。大正末期建築。文京区根津2-11-10。


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ものすごく久しぶりに見た「はん亭」。大正6年築の木造三階建てのお店は国指定の重要文化財です。旬の食材を使った串揚げは絶品。文京区根津2-12-15。


このあと上野まで歩き、上野東照宮へ。上野東照宮に参拝するのは初めてです。


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石造明神鳥居は重要文化財。


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鳥居の脇にある売店兼食堂の昔から変わらぬ風情がいいですね。なんでもありのこのごてごて感がいい雰囲気出してます。行き交う親子連れ、修学旅行生、観光客・・ちょっと上から眺めてましたが飽きさせないです。


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いまが見ごろのぼたん苑の入り口を横に見て境内を奥に進みます。


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遠くからでも目立った金ぴかの唐門は重要文化財で、日本唯一の金箔の唐門(唐破風造り四脚門)。門柱には左甚五郎作の昇竜、降竜の高彫がほどこされています。


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参拝に訪れた外人3人さん。参拝の仕方を書いた英文の説明書を眺め、しばし3人でお話し合いをして、思い切って参拝。照れながらもなんとかやり終えました。

夕やみ迫る上野のお山を後にしました。歩き疲れて腰が痛くなった。

GRDⅢ(瞬間的なスナップにはちょっと辛い)
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  1. 2014/01/29(水) 21:15:22|
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