晴れたらいいね

no photo no life

東京右半分

「いいとも」でタモリとゲストのマツコ・デラックスが東京の東側、東京右半分について語り合って大いに盛り上がったとか。タモリの地形マニアはもちろん知っていたんだけど、マツコがその方面に興味があったとは面白いね。

その時タモリの口から「東京右半分」っていう本があるという話が出たそうです。へぇ~面白そうだ。そこでわがホンアツの図書館で調べたら、あった。なんでも揃っているね(ニッコリ)。先日借りてきました。


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(東京右半分:都築響一 筑摩書房 2012.3.25)


借りるときこのデザインですから焦っちゃいました。係りのおねえさんに「この変態おやじ」と思われたかなあ。因みにこの女性は造り物(ラブドール)です。分厚くてお値段も6300円。普通じゃ絶対に手にすることはないね。


はじめに

古き良き下町情緒なんかに興味はない。
老舗の居酒屋も、鉢植えの並ぶ路地も、どうでもいい。
気になるのは50年前じゃなく、いま生まれつつあるものだ。

(中略)

現在進行形の東京は、
六本木ヒルズにも表参道にも銀座にもありはしない。
この都市のクリエイティブなパワー・バランスが、
いま確実に東、つまり右半分に移動しつつあることを、
君はもう知っているか。
(本文抜粋)



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地図が載っていますが、黄色い部分が「右半分」といわれているエリアです。。

少し読んだけど分厚くて、中身もびっちりなんで大変だ。でもねえ、今まで読んだ東京見物のガイドブックは何だったんだ!カルチャーショックを受けました。なんでもあり、演歌のレコード屋さん、地元プロレス、手話キャバレー、褌スナック、新世代レビュー、ゲイスポット、風俗資料館、etcかなり詳しく写真入りで紹介されてます。えぐい場所ばっかりのようですが、大半はまじめなお話です。


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足立区の竹の塚周辺出身の方たちの昔話も面白かった。同じ東京でも陸の孤島、田舎で荒川を越えるのにいい服を着ていったなど笑わせます。あこがれの都会が北千住だったとか。

この他にもたくさんの方のインタビューが載ってますが、その人の半生、苦労話、世の中の移り変わり、とても読み応えがあります。ここまで引き出せる著者の取材力、力量に感心します。


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飛ばし飛ばし読んだけど、表紙のラブドールを製作している会社の社長さんの製作秘話もこれまためちゃくちゃ面白かった。

この本にめぐり合わなければ、一生知ることのなかった東京。今まで見てこなかった(知らなかった)東京のディープな部分で人生を生き、楽しみ、苦労している人がいっぱいいるんですね。とてもとても首を突っ込む勇気はないけどね。せめて昔お世話になったレコード屋さんだけでも回ってみようかな。

それにしても都築響一さんの勇気ある、丁寧な取材に脱帽。

GRDⅢ
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  1. 2014/02/16(日) 17:24:09|
  2. | コメント:2
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コメント

ユトリロさん

初めまして。
こちらこそよろしくお願いします。
といってもユトリロさんのブログは以前より勝手にお気に入りに
入れさせて頂いて素敵な写真をいつも拝見しています。

自分とは違ったユトリロさんの写風に憧れております。
いつも目標とさせて頂いているんですが、あのような独特の味わいのある
写真はなかなか撮れないですね。

ひとつ気になったのはユトリロさんのブログに自分と同じ名前のakiさんという方が2.15にコメントを入れられてますね。自分ではありませんので一応お知らせしておきます。
  1. 2014/02/18(火) 18:37:33 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

akiさんて男性だったんですか。

すみませ〜ん
女性だとばかり・・・思い込んでました。笑

これからもよろしくお願いします。
  1. 2014/02/18(火) 10:20:33 |
  2. URL |
  3. ユトリロ #-
  4. [ 編集 ]

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