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神田神保町の古い建物巡りpart1

看板建築に代表される東京の古い建物探しで築地界隈を何度も回ったけど、神田神保町も戦災の被害を免れて現在に至っている戦前建築がたくさん残っています。

といっても年々その姿が消えている。事実、今回神保町巡りで何冊かの本や皆さんのブログを参考にさせてもらいましたが、そのうちの何軒かは新しいビルに建て替えられたり、取り壊されて駐車場になってました。今のうちに写真撮っておかなくちゃあ。

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地下鉄神保町から出るとすぐ目につくのが、靖国通りと白山通りが交差する神保町交差点にある「廣文館書店」です。創業80年を越えています。建物的には平凡な感じですが、お店の真面目さが伝わってくる造りになっています。

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(神保町周辺略図)

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神保町の古書店を代表するかのようなこの建物は「矢口書店・古賀」です。昭和3年に建てられた木造モルタル造りの3階建ての建物です。一見石造りを思わせるような外壁。古書ばかり探していると気が付かないけど、装飾の施された昭和初期のモダン建築の名残をたまには眺めてみましょう。毎朝10時開店に合わせて店先に古書を広げ、お隣同士朝の挨拶をするのが店の人の日課だ。

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矢口書店の横の通りを入ったすぐの運送屋さんの建物も年季が入っている。

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靖国通りを進み、左折すれば「さくら通り」の入り口だ。その向かい側にあるのが「今荘」(千代田区神田神保町3-15-1)。昭和8年に建てられた老舗鰻店です。和洋折衷みたいな、遊郭を想像させるような変わった建物だ。

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さくら通り入口にある中華「成光」。平凡と思いきや上の方にちょっと細工(軒蛇腹というのかな?)があってしゃれている。戦前のものかもしれない。

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さくら通りを進むと「旧相互無尽会社」の建物が見えてくる。

昭和5年の建物で、以前は「わかしお銀行」別館として使用されていた。現在は2階に日本タイ協会が入っている。銀行にしてはいやに平べったいビルだね。全面スクラッチタイル貼りで、1階部分には大きなアーチ窓が並び、側面の窓格子や小さなテラスのある窓などが特徴です。裏側はべたっと修復した跡がありました。

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白山通りを下れば「学士会館」が見えてくる。学士会は旧帝国大学系大学の出身者等を主な会員とする、大学の枠を超えた同窓会組織。昭和3年建築、国登録有形文化財に指定されているだけあってスクラッチタイルの建物は貫録です。上階にいくほど小さくなる窓のデザインがおもしろい。横から見ると全く違う姿を見せます。

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学士会館のほぼ正面にあるのが「共立講堂」。

昭和13年建築。戦後は音楽関係の公演のメッカとして共立講堂からの中継が流れ、その名は全国に知れわたった。昭和31年内部を全焼。翌32年再建。近年、外壁の痛みが激しくなってきたため、平成19年に外壁タイルの張替工事 を行った。共立講堂は現在一般に貸し出しを行っていない。

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学士会館の敷地内に「日本野球発祥の地」のモニュメントがあった。この記念碑は、日本に野球を伝えたホーレス・ウィルソン氏の野球殿堂入りを記念して、2003年に当博物館と社団法人学士会により建立されました。

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再び靖国通りの方に戻ります。思ったほど天気が良くなく、あまりの寒さに肉まんを買って温まります。ところでこの辺りの大学の卒業生ってものすごい数でしょうね。お前の言ったことみんな知ってるよって言われそうだ。

続きます。

OM-D E-M5、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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  1. 2015/01/25(日) 16:39:16|
  2. 東京お散歩
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  1. 2016/09/22(木) 18:42:54 |
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