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「安田靫彦」展から新緑の皇居へ

東京国立近代美術館で開催中の「「安田靫彦」展に行ってきました。安田靫彦(やすだゆきひこ1884-1978)は歴史上の人物や場面を描いた名作の数々で知られる日本画家です。

展覧会の中で一番見たかったのが「黄瀬川陣」です。以前一度他の展覧会で見てえらく感動しました。

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(黄瀬川陣全体図 各166.8cm×370.8cm 一双 1940/1941)

これは、平氏打倒の挙兵を行った際、弟義経が初めて兄頼朝の陣中に馳せ参じて数年ぶりの対面を果たした際の有名な場面です。頼朝と義経の二人だけが描かれ、限りなく省略された構成が一層緊張感を盛り上げます。

義経、頼朝の表情をアップしてみると、

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(義経部分図)                                    (頼朝部分図)

上目遣いの義経は緊張し、兄頼朝の出方を伺います。この後の義経の悲劇的な末路をこの時早くも感じていたかもしれません。二人の微妙な距離感、これ以上縮まることはなかったのです。それに比べ頼朝の鷹揚な態度、余裕です。その表情は義経と対照的です。早くも権力者としての自信に満ち溢れています。二人の表情にくぎ付けで、行ったり来たりして見比べました。(2011年重要文化財指定)

それにしても豪華絢爛な衣装や武具を鮮やかな色調で描き、ひとつひとつの線が完ぺきです。場内の解説では近代日本画の最高峰と謳ってました。そのほかの作品の中では「王昭君」が印象に残りました。作品解説はHPを参考にして下さい。あまり混まずにゆったりと鑑賞することが出来ました。

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ここまでくると必ず立ち寄るのが「国立近代美術館工芸館」です。明治43年に建てられた近衛師団司令部庁舎を改修して建てられたもので、昭和47年に重要文化財に指定されました。

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近くの枝垂桜がまだ見ごろでした。この辺り、皇居が近いので警察の車両が頻繁に行き交い、多くの警察官が目を光らせています。

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北桔橋門から皇居に入り、二の丸庭園へ。近くの雑木林の散策路を歩くのが好きだ。

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いよいよ新緑のシーズンですね、色づき始めた緑が鮮やかで目にしみます。

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ところどころに咲いているヤマツツジの赤がアクセントになってます。

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「諏訪の茶屋」周辺のツツジもぼちぼち咲き始め、来週辺りが見ごろでしょうか。

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庭園内はほとんどが外人さんです。見かけた日本人のご夫婦はベンチでお弁当を広げていた。そうか外でお弁当を買ってきてここで食べるのもいいね。天気は良かったけど北風が冷たかった。なのに半袖、短パンの外人さん、寒さを感じないのかねぇ。

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白いシャガの花が一面いっぱいに咲いています。

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休憩所から「諏訪の茶屋」に通じる散策路周辺の新緑が一番きれいだ。

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大手門から内堀通りへ。お濠端の桜から皇居を振り返ります。

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そして毎年楽しみにしている皇居外苑の桜並木へ。おっ、満開だ。ここの桜は八重桜(一葉桜)です。

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ちょうどお昼時で、皆さん桜の下のベンチでランチタイムです。

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ほんのちょっと遅かったかもしれませんが、今季最後の見事な桜を眺めることが出来ました。このあと東京駅八重洲口で昼食を食べて帰りました。

OM-D E-M5、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8
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  1. 2016/04/12(火) 18:47:34|
  2. 美術展
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