晴れたらいいね

no photo no life

歌川広重からウラハラを通り・・

原宿の「太田記念美術館」へ「歌川広重~東海道五十三次と冨士三十六景」展を見に行きました。因みに太田記念美術館は浮世絵専門の美術館です。

ただ行くのもつまんないんで、参宮橋で降りて明治神宮にお参りをしていきます。


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うっそうとした森から湧き立つ神々しいオーラをひしひしと感じながら、参道の砂利道を一歩一歩踏みしめて歩きます。


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ちょっと見、何かおかしくないですか。等身大にプリントされた巨大な覆いが楼門にかけられていました。境内あちこちで工事中で、屋根の葺き替えが主な内容のようです。はるばるやってきた観光客にはちょっとガッカリかな。この時期境内にいるのは修学旅行生と外国からの観光客ばっかし。一般日本人は自分ひとりだけかな(オーバー)。本殿前で警備をしているおじさんにいつまで工事をしているのか聞いたら・・まったく知らないという。えっ、これだけど工事なんだから、知ってて欲しいなあ。


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先日取り壊し、保存?の報道があったJR原宿駅です。まだまだ先の話ですが、いつもは素通りをするだけど今日は念入りに眺めます。


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(太田記念美術館)

原宿のど真ん中、ちょっと脇道に入ったところに太田記念美術館があります。

歌川広重の「東海道五十三次」の本は2冊持っているんですが、やっぱし間近にみる色鮮やかな本物にはかなわない。見所はいっぱいあるんですが、自分的には一枚一枚の構図の素晴らしさですね。カメラ好きの端くれとしてとても参考になります。

展示も前期と後期に分かれているので全部が見られるわけではないです。

その中でも、お気に入りは、

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「四日市」<三重川> 三重県四日市市

強風に吹き飛ばされた菅笠を追っかける旅人の姿がとてもユーモラスだ。かたや右の旅人は合羽が吹き飛ばされないようにと前かがみで進んでいく。旅の途中ですれ違った見知らぬ同士、お互いたいした関心も示さず背を向けて歩み去っていきます。


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「御油(ごゆ)」<旅人留女> 愛知県豊川市


江戸時代に生きた人々の姿が生き生きと描かれているのが魅力です。自分の旅籠(はたご)に引き込もうとする留女(とめおんな)と、それに抵抗する旅人の必死の形相がおもしろい。昔から女性はしっかり者で強い。


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「庄野」<白雨> 三重県鈴鹿市


これも名作です。にわか雨が降りだした。坂道を上って行く二人の駕籠かきと、莚(むしろ)を被った男。傘を差した男と、鍬を担いだ農夫が急ぎ下って行きます。斜めの線の構図がいいですね。顔を一切出さないけど、みんな難儀そうな顔をしているぬ違いない。これも広重が好んで描いた見知らぬ者同士のすれ違いの図です。白雨は夕立の事です。

今回同じ作品が2枚並べて展示されているのが何組かあった。ひとつは初刷り(あるいはそれに近いもの)と後から摺られたものです。その違いなども解説されていて興味深かった。摺色の微妙な違い、あるいは初摺りの時にあった山が後から消えてしまったなど、など。

広重のライバルであった北斎の「冨嶽三十六景」を意識した「冨士三十六景」も展示されていた。う~んやっぱり富士山は北斎にはかなわないなあ。

外国のご夫婦やお若い方が熱心に見られていた。この太田美術館は浮世絵の常設館なんで気楽にお出かけ下さい。入館料もお安いですよ。9月に国芳の企画展があるので機会があれば見に来たいですね。


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知らぬ街じゃあないのに、最近はここを歩くのが場違いな感じがして居心地が悪い。


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よそ見もせずさっさと歩くんだけど、この写真のためだけにいつも立ち寄ってしまう、東急プラザ。

そして横道に入ればそこはウラハラ、ちょっとホッとします。


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本気でここで写真を撮ったら一冊の写真集が出来るほどの被写体の宝庫です。

見た目で撮っているんでコメントはなしです。


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そして、


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お腹ペコペコでたどり着いたのがここ、ホープ軒。うわっ、また値上がりしてた。でもお気に入りだから許しちゃう。いつもは1Fのカウンターで立ち食いなんだけど、今回はお疲れ気味なんで2Fに上がります。目の前ではオリンピックの工事が急ピッチで行われています。


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4月に開業した新宿南口の「バスタ新宿」へ。いつも通り過ぎて見逃していたんだけど、ちょっと寄って行こう。


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4Fへ、おっテレビではさんざん見てたけど、広くてシステマチックでなかなかいいじゃあないの。


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ここが乗り場です。子供たちが小さかったころ、西口のヨドバシの前にあったバス発着所から田舎に帰った記憶がある。

家に帰って久しぶりに五十三次の本を読み直しました。ちょうどこの方が東海道制覇を目指してを歩いています。この方のブログと広重の絵を見比べて楽しみました。

※撮影日6・22

E-M5、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8
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  1. 2016/06/23(木) 09:02:56|
  2. 美術展
  3. | コメント:2
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コメント

星峰さん

星峰さんさんの東海道紀行文をいつも拝見しているのですが、
知らない場所なのでいまいちピンと来てませんでした。

ところが今回たまたま広重の五十三次をみて星峰さんの紀行文と
照らし合わせてみました。
お~星峰さんたちはこんなところを歩いたんだ・・という感じで
面白かったです。

星峰さんも書かれてましたが、日坂のきつい坂も広重にかかっては
さらに誇張して描かれてますよ。斜度45度にちかい絶壁の道として
描かれてました。やっぱり広重の時代もきつい坂だったんですね。

これからも星峰さんの紀行文を広重の絵を見ながら追っかけて行きますよ(笑)。
  1. 2016/06/24(金) 05:27:29 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

akiさんが好きだと言っていた広重の絵の場所に来月行きます。
四日市にしても御油・庄野もまた坂道なのかな?
また、バス乗り場も8月には利用しようかと思っています。
未知の世界(オーバーかな)を経験するのってわくわくしますね・・
  1. 2016/06/23(木) 23:55:36 |
  2. URL |
  3. 星峰 #rdwG4C.k
  4. [ 編集 ]

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