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「すみだ北斎美術館」近日オープン

ゴッホの次は葛飾北斎(1760~1849年)です。

19世紀後半、フランスのパリをはじめ、ヨーロッパ各国で開催された万国博覧会に浮世絵を中心とした日本の美術工芸品が紹介され、空前の日本ブームを巻き起こしました。ゴッホやモネ、マネ、ドガ、ルノワール、ピサロ、ゴーギャン、ロートレック印象派の画家たちは、みな浮世絵の影響を大きく受けました。浮世絵を研究し、その構図、色彩感覚、線描画法といった描画技術を学びました。

ゴッホも歌川広重の「名所江戸百景・大はしあたけの夕立」を模写して「雨の大橋」を描き、同じく広重の「名所江戸百景・亀戸梅屋舗」を模写して「梅の開花」を描いています。日本はゴッホにとって憧れの地であったんです。「ムスメ」(1888年)というタイトルの作品まで描いています。

さて浮世絵師の葛飾北斎ですが、今年になってちょっと盛り上がってます。

もともと人気の北斎なんでMOOK、雑誌はたくさん出ていますが、


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「和楽」という雑誌で、今年の2月号では「北斎の大研究」という特集が組まれ、12月号で再び特集「スゴいぞ!北斎」として取り上げられました。最新号をちらっと見たけどなかなか興味深い内容です。

こうした盛り上がりの理由としては、2016年11月22日に「すみだ北斎美術館」がオープンするんです。


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「すみだ北斎美術館」の外観は異形ですね。設計は世界的な建築家妹島和世氏です。JR総武線の高架脇にあり、大江戸線両国駅下車徒歩5分、JR総武線両国駅下車徒歩9分です。

北斎の代名詞的存在になっている「富嶽三十六景」シリーズや「隅田川両岸景色図鑑」が核になる作品で、世界有数の北斎コレクターとして知られた故ピーター・モース氏のコレクション600点も寄贈されました。11月22日オープンに合わせた開館記念展にはぜひ行きたいと思ってます。


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(葛飾北斎 傑作100選 宝島社 2016.11.14発行)

そんなわけでついつい「葛飾北斎傑作100選」を手にしてしまった。なんといっても「富嶽三十六景」がすべて見られるのがうれしい。三十六景といっても実際は46枚です。36枚で終わるはずだったんですが、人気が予想以上だったので後から10枚追加されました。この追加分10枚を「裏富士」というそうです。

国芳、広重等の浮世絵のMOOKを何冊か持っています。たまにしか見ないけど、とても癒されるんだよね。富士山や日本の風景もいいけど、描かれている庶民の姿の方がより魅力的なんだよね。決して楽ではない境遇の中で一生懸命生きている姿が健気だ。みんな何を考え生きていたんだろう。当時の人が一番大事だと思ってたことは今の時代と変わんないんだろうね。
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  1. 2016/11/01(火) 17:40:23|
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  3. | コメント:2
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コメント

おはなさん

こんにちは、ご無沙汰です。
お体の方は如何ですか。

浮世絵は以前から好きで機会があれば展覧会に行っています。
描かれているものはいろいろありますが、風景より当時の人たちの
生き生きとした姿に魅力を感じますね。
決して楽ではない暮らしなんだけど、一生懸命生きている江戸時代の庶民に拍手です。

現代でも人間が一番です。
綺麗な風景、草花もとても魅力的ですが、生きている人間が被写体としては
一番だと常々思っています。

そんな人間の姿をカメラに捉えたいんですが、今日いろいろ制約があってむつかしいのが
残念です。
  1. 2016/11/03(木) 05:03:18 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは

本当、そうですね!
描かれている人たちの、生活感がとても豊かで、
その人たちの物語を勝手に考えてしまいますよ。
だからでしょうか、
ブラタモリの江戸編で、当時の景色を再現する時に
紙人形のようにして良く使われていました。
私は昔、版画が好きでよく作っていたので、
北斎、国芳、広重、歌麿の展示があると見に行きました。
すみだ北斎美術館オープンは行けませんが、近いうちに是非行きたいです。
本も買っちゃおうかな。^^
良い情報をありがとうございました。
  1. 2016/11/03(木) 00:54:12 |
  2. URL |
  3. おはな #LkZag.iM
  4. [ 編集 ]

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