晴れたらいいね

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又吉直樹 『劇場』

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又吉君は、おっと今は又吉先生ですか、変な奴だけどいい奴だなあと思ってました。彼の『火花』が雑誌に載った時読んだけど、あまり面白くなかった。途中で読むのをやめちゃった。そしたらあれよあれよという間に何百万と売れてしまった。つくづく自分にはセンス、感受性がないなあ思ったもんです。芸人という先入観があったのも否めないなあ。でもねえ、本は所詮個人の好みだからいくら売れたからと言って自分に合わないものは合わないと思ってます。ただ最近文庫本が出たんで読み返してもいいかな、とは思ってはいるんだけどね。

彼の第2作が注目されていて、NHKも生みの苦しみなんか盛り込んだ特番まで作っちゃって、期待が膨らむ一方でした。そして雑誌「新潮」の4月号に『劇場』が掲載されました。前回『火花』をけなしたこともあって、今回は素直な応援の気持でさっき書店で買ってきました。2軒書店を回りましたが、1冊しか残ってなかった。増刷の話を聞いていたんですが、早くも売り切れかな。

「まぶたは薄い皮膚でしかはずなのに、・・・・・・」

冒頭の文章です。相変わらず凝ってるね。作家というのはどうして簡単なことをああだこうだと粉飾したがるんでしょうね。松本清張の簡潔な文章に慣れているものにとって、まどっろこしい表現がなんともじれったい(笑)。純文学らしい香りがぷんぷん匂ってくる。

というわけで読み始めたばっかりでまだ感想はなし。前回は半信半疑で読み始めたけど、今回は落ち着いて、一語一語かみしめながら、行きつ戻りつ読んでます。
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  1. 2017/03/07(火) 14:23:36|
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