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横浜近代建築再訪(1)

みなとみらい線馬車道駅から地上に出ると「旧富士銀行横浜支店(旧安田銀行横浜支店)」のビルが見える。

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ルスティカ積み(壁の表面を滑らかにせず、目地を際だたせたり、石材面を突出させたり、凹凸を目だたせて、荒々しく力強い表情をもたせる技法をいう)の外壁に、ドリス式の柱と半円窓が組み合わされてる。1929年昭和4年竣工。横浜の近代建築巡りはこのビルがスタートにふさわしいい気がする。銀行の建物らしく落ち着きと威厳が感じられます。


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2001年まで富士銀行の支店でしたが現在は東京芸術大学大学院映像研究科の校舎として使用されています。


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横浜近代建築は馬車道や本町通り周辺に多く存在してます。


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外観の威容さでは「神奈川歴史博物館(旧横浜正金銀行本店本館)にかなうものはないでしょう。1904年明治37年建築、重要文化財。あいにく今日は休館日です。以前一度だけ中を見学したけど・・ほとんど覚えていない。やはりここはネオバロック様式と呼ばれる華麗な建物そのものが一番でしょう。頂部にある丸窓やドルフィンの装飾が施された不等辺8角形のドームが圧倒的な迫力で見る人を引き付ける。


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圧縮された横からの眺めも見ものです。


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建物の雰囲気にマッチした車がちょうど駐車していた。建物の荘厳さには目を見張るものがあるけど、同じ古い建物の看板建築や古民家などに感じる親しみさや暖かさはここにはない。当時の庶民からはかけ離れた冷たさを感じてしまう。


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「日本興亜馬車道ビル(旧川崎銀行横浜支店)」1922年大正11年建築。


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9階建てのビルに昔の外壁を張り付けるこの方式は「かさぶた建築」ともいわれるそうです。この写真だけを見ると違和感はないけど、全景を見たり横から見るとやっぱ違和感を感じます。この建物も先ほどの旧富士銀行横浜支店と同じくルスティカ積みの石造りです。よく見ると窓のデザインが各階ごとに違うのも面白い。


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一見明治の西洋洋館に見える「馬車道十番館」。その前に設置されているのが「牛馬飲水槽」。牛馬が人や荷を運び町を行き交った当時、道中で給水しひと休みした休憩所です。馬車道十番館前のものは1917年(大正6年)に磯子区の八幡橋に設置され1970年(昭和45年)に移設されたもの。明治の初め、乗合馬車の発着所が近くにあり、この町が牛馬とともにあった当時を忍ばせる小っちゃな遺構です。


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「ジャックの塔」で知られる「横浜市開港記念会館」が遠くに見える。1917年大正6年竣工、重要文化財。ここも今日は閉館日でした。ここも一度見学したけど、きれいなステンドグラスが印象に残っている。時計台を真正面に入れた開港記念館だけのアングルだと収まりの悪い写真になるので八角ドームのある南側から眺めた方がいいかも。


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これは横浜地方検察庁の建物です。直線的でなおかつ上部の出っ張りがあることによって上から目線的な力強さ、威圧感を感じさせます。

続きます。(撮影日2017.7.24)

OM-D E-M5、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8
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  1. 2017/07/26(水) 16:14:15|
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