安野光雅さんに再会
- 2018/03/14
- 05:30
自分の昔のブログをペラペラめくっていたら、2年前の安野光雅さんの記事が目に留まった。たしかその時「旅の絵本」(福音館書店)を買ったはずなんだけど、本棚を何度探しても見つからなかった。これを機会にまた図書館からたくさん安野さんの絵本や別冊太陽を借りてきました。
1926年生まれの安野さんはこの20日に92歳になられます。過去から現在までの仕事量と言ったら膨大なものです。幅広い活躍をされてますが、なかでも「旅とスケッチ」で描かれたヨーロッパの街や村、街道の水彩画がお気に入りです。
いくつかを紹介しますと、


<裏道のスペイン> 文藝春秋1985.12


<イタリアの陽ざし> 朝日新聞社1997.5


<スイスの谷> 朝日新聞社1990.10


<フランスの道> 朝日新聞社1980.10


<イタリアの丘> 朝日新聞社1980.7
ヨーロッパの地方の素朴な風景や人間をさらっと描いています。安野さんの絵を見ていると気持ちがホッとする。これらを見ているカメラで撮った風景写真と比べてしまう。すべてを正確に写し取るカメラですが、ぼわっと(表現が悪いかな)描いた安野さんの絵の方がより本物らしく見え、こちらに迫ってくるものがある。
余談ですが、28年1月号のアサヒカメラに「風景写真をダメにした戦犯たち」の記事は面白かった。その中で自分が写真を始めた時にとても影響を受けた写真家の竹内敏信氏のことに触れられていたのがとても印象的だった。氏は病気療養中です。

<安野光雅の本> 別冊太陽 平凡社2016.3
安野さんの膨大な仕事をまとめた別冊太陽「安野光雅の本」と「安野光雅の世界1974→2001」を見てるんですが、欲しくなった。どちらか選ぶのに迷ってます。
1926年生まれの安野さんはこの20日に92歳になられます。過去から現在までの仕事量と言ったら膨大なものです。幅広い活躍をされてますが、なかでも「旅とスケッチ」で描かれたヨーロッパの街や村、街道の水彩画がお気に入りです。
いくつかを紹介しますと、


<裏道のスペイン> 文藝春秋1985.12


<イタリアの陽ざし> 朝日新聞社1997.5


<スイスの谷> 朝日新聞社1990.10


<フランスの道> 朝日新聞社1980.10


<イタリアの丘> 朝日新聞社1980.7
ヨーロッパの地方の素朴な風景や人間をさらっと描いています。安野さんの絵を見ていると気持ちがホッとする。これらを見ているカメラで撮った風景写真と比べてしまう。すべてを正確に写し取るカメラですが、ぼわっと(表現が悪いかな)描いた安野さんの絵の方がより本物らしく見え、こちらに迫ってくるものがある。
余談ですが、28年1月号のアサヒカメラに「風景写真をダメにした戦犯たち」の記事は面白かった。その中で自分が写真を始めた時にとても影響を受けた写真家の竹内敏信氏のことに触れられていたのがとても印象的だった。氏は病気療養中です。

<安野光雅の本> 別冊太陽 平凡社2016.3
安野さんの膨大な仕事をまとめた別冊太陽「安野光雅の本」と「安野光雅の世界1974→2001」を見てるんですが、欲しくなった。どちらか選ぶのに迷ってます。
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