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「もう一度読みたい松本清張」

今日の朝日新聞の朝刊の「beランキング」に取り上げられていたのは『もう一度読みたい松本清張』だった。個人的には大好きな松本清張だけにとっても興味深く読みました。

上位20位まで列挙されてましたが、「点と線」「砂の器」「ゼロの焦点」がベスト3でした。以下お馴染みの作品が選ばれていて妥当なところですね。20位までに入った作品は時代物の2作品を除き手元にあります。ただ相当昔に買ったので黄色に変色してるし、文字も小さいので読みづらく、現在では図書館から借りて読み直しているのが現状です。ここには入ってませんが、個人的には「草の印刻」も忘れられない作品で、長編ですが3回くらい読み直しています。

ところで引き続き「昭和史発掘」は読んでますが、

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現在は平行してこの「神々の乱心」も読んでいます。松本清張の未完で絶筆となった作品です。たまたま今朝の記事の中にこの作品が取り上げられてました。昭和のはじめ、新興宗教団体の教祖が皇室を乗っ取ろうとする物語です。『昭和史の謎を天皇の側からではなく皇后や女官の側から描こうとした。歴史学者にはなかった斬新な視点』と放送大学教授原武史氏の言葉を紹介している。読み始めたばっかりだけど、暗くて不気味な展開です。

何度も読み返しても面白い、飽きない、それに読みやすい、こんな作品を書き上げた小説家は他には司馬遼太郎ぐらいしか頭に浮かばない。

(有名人、著名人が亡くなられた時にはそれなりの驚きとお悔やみの気持ちになるのですが、西城秀樹さんの突然の死には涙が出た。こんなことは初めてだ。思いはいっぱいあるけど、ただただお疲れ様、安らかにとお悔やみを申し上げる次第です)
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aki

Author:aki
aki=mikun(鉄道コム)
昔は自転車乗り、今はカメラ片手に神奈川、東京をぶらぶら。
小田急や東海道沿線で電車の写真を撮っています。