松本清張の「かげろう絵図」、ビックオフで探したんですが見つからず、結局買っちゃいました。

上下巻各550Pでなかなか読み応えがあります。あまり期待をしてなかったんですが、これが面白いんです。69歳で没した徳川家斉の最後の一年間を描いたものです。大御所として君臨する家斉と彼を取り巻く権力者の争い。暴かれた破廉恥な大奥。息もつかせぬ痛快時代劇です。
朝起きて仕事に行く前にひと読み、寝る前に又ひと読み。こんなに寸暇を惜しんで読んだのはうん十年前の小松左京の「日本沈没」以来です。
作家の山本一力が最近の新聞の書評にこの本のことを書いていたのがきっかけです。松本清張の小説は数限りなく読んだんですが、時代小説は初めて。さすが清張ですね、文章が滑らかで筋立てに無理がなく読みやすい。人物描写も抜群。最近読んだ山本一力の直木賞受賞の「あかね空」が予想に反してつまらなかったんです。松本清張や藤沢周平との筆力の差を感じました。好みからそう感じるのでしょうか。

上下巻各550Pでなかなか読み応えがあります。あまり期待をしてなかったんですが、これが面白いんです。69歳で没した徳川家斉の最後の一年間を描いたものです。大御所として君臨する家斉と彼を取り巻く権力者の争い。暴かれた破廉恥な大奥。息もつかせぬ痛快時代劇です。
朝起きて仕事に行く前にひと読み、寝る前に又ひと読み。こんなに寸暇を惜しんで読んだのはうん十年前の小松左京の「日本沈没」以来です。
作家の山本一力が最近の新聞の書評にこの本のことを書いていたのがきっかけです。松本清張の小説は数限りなく読んだんですが、時代小説は初めて。さすが清張ですね、文章が滑らかで筋立てに無理がなく読みやすい。人物描写も抜群。最近読んだ山本一力の直木賞受賞の「あかね空」が予想に反してつまらなかったんです。松本清張や藤沢周平との筆力の差を感じました。好みからそう感じるのでしょうか。