キース・ジャレット氏 病気により復帰がほぼ不可能
- 2020/10/22
- 11:29
アメリカのジャズ・クラシックの巨匠キース・ジャレット氏(1945年5月8日~)が脳卒中で再起がほぼ不可能という報道がありました。驚きです。1990年代から体調を崩し、闘病生活を送っていました。その後演奏活動を再開するも2000年代に入って再び療養生活に入っていたようです。
そして報道によれば、2018年に2度脳卒中を発症し、マヒ状態になりました。現在は片手でしか演奏が出来ず、左手は回復したとしてもコップを握れるぐらいかもしれないとのことです。このため演奏活動に復帰できる可能性は低いことが明らかになりました。

早熟な天才ピアニストは1966年チャールス・ロイドのカルテットに加わって世界的に知られるようになり、1970年にマイルス・デイヴィス・グループの一員として絶大な注目を集めました。改めて1967年のチャールス・ロイドのライブを見たけど、当時22歳のキースは驚くことに後年のあの演奏スタイルがほぼ完成してました。目をつぶり、首を降り振り、まるで無我の境地でのプレイです。後年とは違い中腰で唸り声は発してなかったけどね。
キース・ジャレットといえば写真の「ザ・ケルン・コンサート」ですね。1975年1月24日ケルン、オペラ劇場でのライブ盤です。キースの演奏は全くの即興演奏です。後世に残る素晴らしい演奏は彼の最大のヒットアルバムとなりました。ただ当時は自分の好きなジャズのスタイルとは真逆でしたのでほとんど関心がなかったです。その後年を取ると好みも変わり、年の功ですかね、どんなスタイルもなんの抵抗もなく受け入れるようになりました。

(左からキース・ジャレット、ジャック・ディジョネット、ゲイリー・ピーコック Wikipediaより引用)
ソロもいいですが、ゲイリー・ピーコックのベース、ジャック・ディジョネットのドラムでのトリオ演奏もよく聞いてます。ジャック・ディジョネットがマイルスのグループに在籍したときは、20代の強面で暴れん坊の雰囲気がありましたが、キースのグループのライブや写真などを見ると、年を取っていい雰囲気のおじさんになりましたね。このトリオは随分長いこと続いていましたね。キースのことはしばらく忘れていましたが、今回の報道に接して、彼の回復を祈るとともに「ケルン・コンサート」からまた聞き直してみます。
(ゲイリー・ピーコック氏2020年9月4日85歳で死去)
そして報道によれば、2018年に2度脳卒中を発症し、マヒ状態になりました。現在は片手でしか演奏が出来ず、左手は回復したとしてもコップを握れるぐらいかもしれないとのことです。このため演奏活動に復帰できる可能性は低いことが明らかになりました。

早熟な天才ピアニストは1966年チャールス・ロイドのカルテットに加わって世界的に知られるようになり、1970年にマイルス・デイヴィス・グループの一員として絶大な注目を集めました。改めて1967年のチャールス・ロイドのライブを見たけど、当時22歳のキースは驚くことに後年のあの演奏スタイルがほぼ完成してました。目をつぶり、首を降り振り、まるで無我の境地でのプレイです。後年とは違い中腰で唸り声は発してなかったけどね。
キース・ジャレットといえば写真の「ザ・ケルン・コンサート」ですね。1975年1月24日ケルン、オペラ劇場でのライブ盤です。キースの演奏は全くの即興演奏です。後世に残る素晴らしい演奏は彼の最大のヒットアルバムとなりました。ただ当時は自分の好きなジャズのスタイルとは真逆でしたのでほとんど関心がなかったです。その後年を取ると好みも変わり、年の功ですかね、どんなスタイルもなんの抵抗もなく受け入れるようになりました。

(左からキース・ジャレット、ジャック・ディジョネット、ゲイリー・ピーコック Wikipediaより引用)
ソロもいいですが、ゲイリー・ピーコックのベース、ジャック・ディジョネットのドラムでのトリオ演奏もよく聞いてます。ジャック・ディジョネットがマイルスのグループに在籍したときは、20代の強面で暴れん坊の雰囲気がありましたが、キースのグループのライブや写真などを見ると、年を取っていい雰囲気のおじさんになりましたね。このトリオは随分長いこと続いていましたね。キースのことはしばらく忘れていましたが、今回の報道に接して、彼の回復を祈るとともに「ケルン・コンサート」からまた聞き直してみます。
(ゲイリー・ピーコック氏2020年9月4日85歳で死去)
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