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ウクライナの子供たちが描いた「ゲルニカ」

ここんところの猛暑にまいっています。外出もままならず、楽しみにしていた孫たちと遊ぶのも、現役時代のお仲間との懇親会も中止になってしまいました。家にいる時はクーラーつけっぱなし。

図書館の帰りにここに寄ってみました。

20220622801.jpg
(写真撮影OK)
ウクライナの子供たちが布に描いた「平和の絆」が厚木市の「アミューあつぎ」の8Fに出展示されています(無料)。ピカソがスペイン内戦での無差別爆撃を描写した「ゲルニカ」と同じサイズの3.5m×7.8mで、世界平和への願いを描く「キッズゲルニカ」の一環として描かれたものです。描いたのは当時6~18歳ごろの子供たち約30人で、チャルノブイリ原発事故の直後首都キーウに避難した原発作業員の家族だそうです。日本の桜や、ウクライナのヒマワリ、原発事故のチャルノブイリ、連帯やフクシマ、ヒロシマ、「世界の調和を守ろう」という文字も見えます。

描かれたのは2017年で、その5年後に現在のようなロシア侵攻があるとはだれも予想していなかったでしょうね。当時の子供たちはどうしているのか、みんな無事なのか、もしかしたら戦場に赴いている若者もいるかもしれない。毎日報道されるウクライナの状況ですが、この大作の前で少しですが実感しました。

侵攻当初はロシアの戦闘能力、作戦行動などすべてに対して世界中からバカにされ、ロシアの停滞、撤退、なんて先走った予測もありましたが、ここんところ情勢は変わって来てますね。ウクライナ、米欧側ではなく、唯一プーチンが決断しない限りこの戦いは何年も続くかもしれません。

アミュー厚木での展示は残すところ7月2日(土)、3日(日)の午前時から6時までの二日間だけになりました。
(全国紙、地元紙を参考にしました)
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コメント

高田さん

コメントありがとうございます。
ウクライナの事はTV報道でしか接することが出来なかったんですが、今回少しですが「キッズゲルニカ」で実感出来ました。

近年地球を取り巻く状況は、戦争、貧困、差別、地球環境の悪化と非常に厳しいものがありますね。
ウクライナの子供や世界の子供たちのために世界平和の訪れることを祈っています。
ただその道は相当厳しいものだと思いますが、実現したいですね。

来場有り難うございます

 「絵をお貸しできる」。私は5月中旬、思いがけないお知らせを受けました。その翌日8時30分過ぎ、市役所に伝えたところ、11時に「手配した」との連絡を受けました。
 「年金暮らし」と言いながら、募金をなさって下さったり、ご自身の戦争体験を仰った方もいました。
 この絵は今、小学校にありましが、7月2日(土)と3日(日)、再びアミューあつぎで展示されます。お越しいただき有り難うございます。

もそあつさん

有史以来科学は天文学的に進歩しましたが、人間(国家)がやることに
進歩はないですね。

強い国の侵略、やりたい放題の核開発を誰も止められない現状。
世界平和は願いですが、国連が無力な現状では実現は非常に困難ですね。

惨状を目の前にしてなかなか個人にできることはないですね。
これに限らず身近に起こりうる困難に対して一番大事な事は
精神的にも体力的にも健康であることだと思います。
子供たちにいつも言っています、健康が一番だと。
話がそれました(笑)。

No title

おじゃまします。
この作品、以前ネットのニュースの何かで見かけました。
厚木市で展示されていたのですね。

この現代に暴力が堂々と行われているのに憤りを感じますね。何もできない私ももどかしいです。

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aki

Author:aki
aki=mikun(鉄道コム)
昔は自転車乗り、今はカメラ片手に神奈川、東京をぶらぶら。
小田急や東海道沿線で電車の写真を撮っています。