原田泰治さんの絵と40年ぶりに再会
- 2022/10/30
- 05:16

原田泰治さんの「心のふる里を描く」(講談社)を購入しました。
先日NHK深夜便で2019年の原田さんのインタビューが再放送されました。う~んすっかり忘れていたなあ。原田さんといえば1982年4月から2年半、127週にわたり朝日新聞日曜版に「原田泰治の世界展」が連載されたんです。郷愁を誘う原田さんの描く昭和の時代の絵が気に入り、毎週楽しみにしていました。この連載をきっかけに、原田さんは日本から世界へと活動の範囲を広げていきました。今振り返れば、長期連載の後半にはさすがに飽きてきて、次第に関心も薄れていき、その後はぱったり。
あれから40年の歳月が流れました。この放送を機に原田さんの絵を無性に見たくなりました。図書館から何冊か借りましたが、やっぱり手元に置きたい。ということでamazonでポチっとしました。今回は情緒に押し流されることもなく、冷静にひとつひとつの作品を見ることが出来ました。そして気が付いたことがあります。構図にものすごく気を使っていますね。写真をやっている者にとってとても参考になりました。原田さんは今年の3月に亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。
●原田泰治さんの絵 → こちら
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