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横浜近代建築part2(2)

横浜近代建築を訪ねてのぶらぶら歩き、前回(5月20日)からの続きです。本町通を先に進みます。

三井住友銀行横浜支店(1)
三井住友銀行横浜支店(1) posted by (C)aki

名称:三井住友銀行横浜支店
所在地:横浜市中区本町2-20
建築年代:昭和6年

イオニア式の円柱が見られるんですが、すっきりし過ぎてるかもしれません。

三井住友銀行横浜支店(2)
三井住友銀行横浜支店(2) posted by (C)aki

看板でお分かりのように、現在この建物の中で銀行業務が行われてます。これはとっても珍しいことなんです。

20100513map01.gif
(今回訪れたところ)

開港記念館の前には、

綜通横浜ビル(旧本町旭ビル)(1)
綜通横浜ビル(旧本町旭ビル)(1) posted by (C)aki

名 称:綜通横浜ビル。
旧名称:江商横浜支店
所在地:中区本町1-3
建 設:昭和5年 平成7年復元
備考:横浜市認定歴史的建造物

1階部分にはコーヒー店が入っていて、天井の高い内装で古い建物の雰囲気を伝えています。

綜通横浜ビル(2)
綜通横浜ビル(2) posted by (C)aki

1階の外壁のこんなぼこぼこの模様が珍しくてパチリ。

日本大通にはいります。この通りに面してづらづらと建造物があります。

横浜地方・簡易裁判所
横浜地方・簡易裁判所 posted by (C)aki

名 称:横浜地方・簡易裁判所/旧横浜地方裁判所
所在地:中区日本大通9
建設:昭和4年 平成13年復元 
備考:横浜市認定歴史的建造物

1階部分壁面や車寄せには花崗岩が使用され重厚です。建物正面中央壁の両端は、大きな半円柱となっていて特徴的です。戦後接収され、B,C級戦犯を裁く軍事法廷としても使用された。平成9年12月解体されました。平成13年に地上13階建ての新庁舎が完成し、低層階部分に外観や玄関ポーチが復元された。

写真では小さくてわかりづらいですが、1階の車寄せの部分の重厚さは目を見張るものがあります。写真を撮ろうとしたら警備員さんがじっとこちらを睨んでいる。一瞬撮影はNOかなと思ったんですが、外からの撮影は問題ないようです。

横浜情報文化センター(旧横浜商工奨励館)
横浜情報文化センター(旧横浜商工奨励館) posted by (C)aki

名 称:横浜情報文化センター/旧横浜商工奨励館
所在地:中区日本大通11
建 設:昭和4年 平成12年高層棟を増築 

石張りの1階、特に玄関まわりにはアール・デコ風のデザインが見られます。平成9年末から改築工事が始まり、平成12年に情報文化センターとして再オープン。旧横浜商工奨励館の外観や内部のほとんどは、低層棟として保存されています。まあこのあたりはさらっと見ておきましょう。

横浜三井物産ビル
横浜三井物産ビル posted by (C)aki

名 称:三井物産横浜ビル(1号館、2号館)
所在地:中区日本大通14
建 設:1号館 明治44年 
    2号館 昭和2年

この建物(1号館)は、日本最初の全鉄筋コンクリート造の建築物です。
ちょっと見た感じではひとつの建物に見えますが、日本大通から向かって左が1号ビル、右が2号ビルです。2棟のビルが中央で連結する構造となっています。中をのぞいたんですが、物産とは関係ないいろんな企業がはいってますね。


旧大蔵省関東財務局横浜財務事務所(1)
旧大蔵省関東財務局横浜財務事務所(1) posted by (C)aki

名称:旧大蔵省関東財務局横浜財務事務所
所在地:横浜市中区日本大通34
建築:昭和2年

この建物は日綿実業(現ニチメン)の横浜支店として建てられたものです。

旧大蔵省関東財務局横浜財務事務所(2)
旧大蔵省関東財務局横浜財務事務所(2) posted by (C)aki

玄関周りの意匠は立派ですが、いかんせん時間が経ち風化しているように見受けられます。中の様子を観察したんですが、ひと気はなかったですね。現在は使われていないようです。ここも建物全体に金網がはりめぐらされていました。

再び本町通に戻ります。

横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館(1)
横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館(1) posted by (C)aki

名 称:横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館
旧名称:横浜市外電話局
所在地:中区日本大通12
建 設:昭和4年  
備考:横浜市認定歴史的建造物

2003年にリニューアルオープンし、2階が横浜ユーラシア文化館、3階が企画展示室、4階が横浜都市発展記念館となりました。外観はタイル張りと一部石張りによるシンプルな造形ですが、1階のアーチの窓列やコーニスなどが特徴的。

I横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館(2)
I横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館(2) posted by (C)aki

この少し濃い目のタイルの色が重みのある落ち着いた印象にしていますね。

そして今回最後は、

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名称:旧居留地48番館
所在地:横浜市中区山下町54
建築年代:明治16年
備考:神奈川県指定重要文化財

明治中頃から昭和初期にかけて、日本茶の輸出や、ダイナマイト等の外国製品の輸入販売をしていた、イギリス人のモリソン商会の店舗建物です。西洋の建築様式(手法)を取り入れた建物としては、横浜市内最古の洋風建築物です。また、全国的にみても数少ないとされる、フランス(フランドル)積みの工法によることから、建築史的にも貴重な遺構であるといえます。

関東大震災で建物の2階部分が崩壊。その後の区画整理で1階の3分の1ほどが失われながらも、建物は残存部分を修復し、使用され続けました。昭和53年からは県の所有。

訪ねた時はちょうど周辺の工事中で近寄れず。思ったよりちっちゃな建物です。

横浜近代建築に興味を持って何回も足を運んで見て回りました。身近な横浜にもこんな素晴らしい建物が数多く残されていることに驚かされました。現在は建築当時そのままが残っているものは少なく、当時の意匠を受け継いで復元、修復されてはいますが、往時の荘厳さや華やかさが十分忍ばれます。今度横浜の馬車道や本町通りの近くを通る機会がありましたら気に留めて見て下さい。

●横浜近代建築過去の記事

横浜近代建築(1)
横浜近代建築(2
横浜近代建築(3)
横浜近代建築part2(1)

※今回横浜近代建築の記事を書くにあたっては多くの方の関連の記事を参考にさせて頂きました。




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  1. 2010/05/26(水) 05:22:03|
  2. 横浜散歩
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  4. | コメント:2
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コメント

KIKUさん
今回建物の写真なんであえて説明的なアングルでほとんど撮りました。KIKUさんご指摘の写真は自分も好きですね。もう少し右側をあければればよかったかなあと思ってます。
東京下町の情緒とはまた違った横浜の町並みをじっくり写真に撮るのもいいと思います。被写体はいっぱいあります。
  1. 2010/05/26(水) 19:21:41 |
  2. URL |
  3. aki #-
  4. [ 編集 ]

横浜都市発展記念館の下の写真が好きです。
横浜の細い路地は東京のそれとはまったく違ってとても感じが良いですよね。
ドアから外人さんが出てきそうな雰囲気がありますね。 物静かですが変な恐怖感は全くないし。
  1. 2010/05/26(水) 05:59:30 |
  2. URL |
  3. KIKU #-
  4. [ 編集 ]

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